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Forest Chimney
straw ornament & himmeli
収穫から始まる手仕事
穀物の藁を使った手仕事が世界中で受け継がれてきました。
一粒の穀物が何倍にも実り、それを食べることの有難さは、現代の私たちには測りがたく大きな意味を持っていたのだと思います。
その畏怖にも似た想いが、欧州でも日本でも、藁を神聖視したことに表れています。
そのように、様々な麦藁手仕事は収穫への感謝と祈りと密接に結びついています。古来より繋がってきたこの想いが形骸化しないよう、受け継ぎ、伝えていきたいと思っています。
創造と繋がりの場を
楽しいこと、美しいもの、リラックス、あるいはわくわくする気持ちは私たちにとってとても大切なものです。また、”北欧の幸福観”を学ぶにつけ、不安ではなく安心こそが幸福に繋がるものであり、希求すべきものであることを感じます。
仲間とともに手を動かし、安心できる繋がりが生まれる場でありたい。麦藁手仕事を通して、楽しく温かい教室を提供していけたらと願っています。
祈りと希望を込めて
藁の手仕事は、昔からお祈りやお守りといった、未来への希望が込められたものでした。
単なるインテリアとしての装飾ではなく、そこにある深い意味を感じながら制作していく、そして伝えていくことを重視しています。
それぞれの国の伝統に学びながら、日本人としてそれらをさらに発展させていきたいと思っています。
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