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ForestChimney フォレストチムニー

麦藁手仕事教室

​主宰 中島絵理  Eri Nakajima

三人の子育てをしながら、

​「その世界に、土と繋がる美しい手仕事があり続けてほしい。」

「土、穀物、自然と人との再会の場を作っていきたい。」

「それが私たち自身にも希望になるのではないか。」

そんな想いで麦藁手仕事の出来る場をつくってきました。

皆さんへ伝えていく中で、大人も子供も、自然物を使った手仕事が”癒し”になることを日々実感しています。

現代の忙しい日常の中でただ日々が過ぎていくと、知らず知らずのうちに自分の内側が乾いた状態になってしまいますが、ふと気づいた時に麦藁手仕事をしてみてください。きっと、「癒されました」​「元気が出ました」と言っていただけると思います。

2014年 ストロースターから麦藁手仕事の世界に入る

2015年 居住していた古民家をコミュニティカフェとして地域の皆さんと共に解放。日本蜜蜂を1年間飼育。

2018年 麦藁作品販売をスタート 

2020年 オンライン教室開講 全国各地の趣味~講師・作家にご受講いただいている

2021年 自宅教室開講 単発レッスン~定期レッスンまで幅広く学んでいただいている

​麦藁以外の興味のあること:ガーデニング、シュタイナー教育(思想)、ポタジェ(家庭菜園)、北欧の幸福論、ミツバチ飼育と生態、オーレリアンの庭

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どうして麦藁手仕事をされているのですか?

原点にあるのは、子供の頃、新潟の祖母の暮らしに憧れを抱いたことだと思います。

とても雪深い田舎で、その反面、春~秋は自然が美しく輝いています。

祖母は私が遊びに行くと山へ連れて行ってくれました。

その地域では、集落の人ならば入っていいという「共有地」があったのです。

あけび、キノコ、山菜など、「来年また採れるように、必ず残す(または菌をまいておく)」ということを祖母は教えてくれました。

野山を駆け回り、たくさんの恵みをいただいた経験は今でも忘れられない良い思い出です。

それから私は成長して、「環境問題」に興味をもちました。

「人間はなぜこのようなことをするのだろう?」という素朴な疑問と、祖母が教えてくれたことに何か繋がりがあるように感じたのかもしれません。

当時はまだ、今ほどの影響は感じられず、研究者ばかりが危機感を叫んでいました。

大学できちんと勉強できたかはさておき、私が思ったのは、「環境問題は、人の心の問題だ」ということでした。

「欲深かったり、視点が短期的だったりするという人間の特性が、環境問題を生んでいるのだ」と。

祖母が教えてくれた、”共有地のルール”を地球全体に適用したら、どうだろうと思うことがあります。

人間の特性は、欲や短期的視点に偏っていきがちですが、昔の人はそれをきちんと自制する大事さ知っていたことで資源が無くなることを回避していたのです。

​しかし、人間はそれほど大きな視点を持てるのでしょうか?

地球規模の視点、そして100年単位の視点です。全体のことを考えて行動すること、未来のことを考えて行動することの難しさは誰もが感じていることだと思います。

私は、そこで麦藁手仕事が貢献できるのではないかと思っています。

初めは、藁を使うことに農的な魅力を感じてスタートしましたが、今ではそればかりでなく、幾何学的な抽象性の「効果」にも大きな魅力を感じています。

例えばヒンメリは、飾っているのを見るだけで、見る人の視点(観点)を大きくしてくれます。

もともとhimmel=天という意味で、宇宙的な視点をもたらしてくれるのです。

そして大きな流れの中にいる私、宇宙の中にいる私を思い出させてくれます。

面白いことに、日本人がヒンメリが大好きであることは、欧州各国でも有名で、とても不思議がられるのです。私はここにも希望を見いだしていて、「抽象的なものに意味を見いだすことができる感性」は、非常に大切にすべき日本人の魅力であると思います。

​そのようなことを考え、これからの世界に麦藁手仕事は必要だと信じて活動を続けています。

​また、それと共に、北欧の考え方から私たちが学ぶべきことが沢山あると感じています。

北欧の幸福観は、”精神的に”豊かな生活へとシフトしていくにあたって、参考になることがたくさんあります。

​このことについても併せて皆さんにご紹介しています。

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